■ Infini-T Force の感想 | ||||||||||||||||
□ 劇場公開直前の一挙放送で5回目となる全話視聴 日本版アベンジャーズ 「Infini-T Force」は王道ヒーロー物で面白い!40歳前後なら懐かしさと熱さで涙が出る事間違いなし?内容はタツノコオールスターズ、日本版アベンジャーズ。高画質な3DCGで滑らかに動く、残念なのはリアル路線なのに女性キャラがアニメ声って所。これはオジサン世代には受け付けないかも?好きなのは子供ながら心苦しくなった「キャシャーン」と「逆転イッパツマン」。 【長所】
【不満点】
今回は劇場公開記念の一挙放送で5回目となる 「Infini-T Force」全12話一挙放送 http://live.nicovideo.jp/watch/lv310829829 □ 鷲尾 健/ガッチャマン(声優:関智一) 「ガッチャマン」は昭和から連れてこられたので、文化の違いに戸惑う 「スマホ」や「IH」が扱えず「女なら○○出来て当たり前だろ」が口癖 ヒロイン「笑」は幼い頃に父親が失踪し父親を求めており 「ガッチャマン」が父親変わりとなる そのため「トッチャマン」と呼ばれる ヒーローは4人いるが「ガッチャマン」のみが主人公として優遇されており今作の勿体ない所 そっ閉じ 本放送で一番笑ったシーン 居候のヒーロー達を追い出した「笑」は彼らを連れ戻しに探偵事務所に行くと 上半身裸でトレーニングする「健」の姿が… エレベーターから下りず、そのまま閉じてしまう 放送時は「そっ閉じ」弾幕だったが一挙では流石に薄い □ 東 鉄也/キャシャーン(声:斉藤壮馬) タツノコヒーローの中で一番好き。オリジナル版は再放送だが子供の頃に見ていました。「Sins 」は初めて生で見た深夜アニメ。子供向けとは思えない異質な暗さが惹かれた理由。ただ「Infini-T Force」でオリジナルの面影が一番無い。 実写版のオマージュ 実写版「CASSHERN 」のオマージュ。初回版DVDを購入し5回程感動し泣きながら見た。話と映像が異常に暗くコントラストが独特で気分の悪くなる映画。ヘルメットを被らなかったのは頂けない。監督は宇多田ヒカルの元旦那「紀里谷和明」氏。 フレンダーの安心感 「フレンダー」は「キャシャーン」より強くボスクラスを倒したことがある程。子供の頃は絶対的な安心感があった。ヒーロー達が別世界に飛ばされるも「フレンダー」のみ残された。放送時「勝利確定」弾幕が起きたが、今作は変形せず蹴られ「キャイン」と鳴くだけの弱キャラでファンとして寂しい。 ヒーロー4人の存在が消され「笑」の記憶からも消されているのに フレンダーに違和感を感じない違和感 世界観は現代なので青いロボット犬が知らずに部屋に居たら恐いだろうに ひとカラをするキャシャーン この図もシュール。直立不動でカラオケをする「鉄也」と遠吠えする「フレンダー」 一挙放送ではスタッフが舞台裏や質問などに答えていたが、冗談か キャシャーン「与作は~木を~切る」フレンダー「ワンワンワン」 と歌ってたらしい □ 南 城二/テッカマン(声: 櫻井孝宏) 血糖値 惑星が消滅し種族をコールドスリープさせ移民先を探してる。生い立ちが一番悲惨なヒーローだが本作では活躍の場が少なく一番影が薄かった。終盤に「血糖値」をやたら気にしキャラ付けされ人気に
□ ベル・リン(声:花澤香菜 ) 戦争で種族が自分を残し滅亡したので、種族復活のため「強い遺伝子(血)」を探している 髪型が声優「花澤香菜」氏に似ている。ボディースーツの様なコスチュームで 「ざーさん」「えろい」弾幕が起きる ただ手足が分離し別パーツになる所を見ると「ベル・リン」も肉体は滅んでいるのかも知れない セクシーなベル・リン この作品は尻を強調する 初登場時の「ラジャ・カーン」はキャラがぶれており、下ネタを言い直ぐにキレて毒を飛ばす 次回からは紳士で下手(したて) 体中を撫でる一番セクシーなシーン ベル・リンの顔芸 「テッカマン」の「ボルテッカ」と相打ちになる。崩れる瓦礫から命を救って貰い「一人の夜は寂しいわ」と「テッカマン」を誘うも拒否される。抱いていれば「ベル・リン」も幸せになれたのに。 この作品はアベンジャーズを意識してると思われ「アイアンマン」化する。 □ ラジャ・カーン(声:安元洋貴) 父親の為に敵と融合し戦いに勝つも一族から化け物と迫害される 「キャシャーン」「笑」と同じ境遇のため「キャシャーン」から信用され「笑」が唯一心を許す存在 伝説のシーン 次の敵「カーン」は礼儀正しく自宅のチャイムを鳴らし挨拶に来る。「天体戦士サンレッド 」を彷彿させる。放送当時のニコ動では「シュール」「こんなん笑うわ」「笑劇のラスト」弾幕で映像が見えないほど話題となり公式が「真面目に作ってるシリアスなシーン」と解説してる。一挙放送では映像が先に来るので弾幕は無い。 『「Infini-T Force」4話上映会』での弾幕 「タバスコに厳しいアニメ」タバスコ「解せぬ」 カーンお悩み相談所(カウンセリング) 度々人が訪れる相談所。この結晶のような封印は誰が行ったんだろうか? ヒーローの中にこんな技を使えるキャラは居ただろうか? □ ダミアン・グレイ(声:平川大輔) 元々正義のヒーローで警察官。敵に捕らわれ改造手術を受け「仮面ライダー」的な生い立ちを持つ。違うのは仲間に裏切られ味方を皆殺しにしたところ。 物を自在に動かす能力と技をコピーする能力とチート級を2つ。物質を動かす能力は隕石をも動かせメテオが撃てる。コピーする能力は変身能力を奪うことも可能。最初の敵なのにラスボス並み。「キャシャーン」は元の姿が「キャシャーン」で変身した姿が「鉄也」なのに変身能力を「ダミアン」に奪われた場面で何故か人間姿。スタッフは間違えた様子。 通称「カニカマ」。髪型が個性的です 「武士」に対する呼び方が独特で毎回「たぁけぇしぃ」弾幕が出来た 放送当時は「たぁけぇしぃ」カウントもあった 1話のハイタッチ少女再登場 「ダミアン」が化けた人質の少女(咥えてるのは手榴弾のピン)。実は第1話のボーリングでハイタッチをした少女。この時「ダミアン」は横にいたので、こちらは本物。 回転方向 EDで毎回「左回り」「右回り」とコメが有り、初見の人は「どういうこと?」と不思議がっていたが、 これは騙し絵的な物で、確か右脳を使って見るか左脳を使って見るか、どちらが疲れているかで回転する方向が変わる錯覚。 増えそうで増えない隙間 OP最後にヒーローが左側に寄り右側に違和感のあるスペースがある。放送時はこれからヒーローが増えて行く「ヤッターマン」か?「ウラシマン」か?とワクワクさせられましたが…。 やぎね! 何度も登場する「ヤギ」。放送時は登場の度に「ヤギね!」弾幕が起きる。ここは本当にある渋谷の「桜丘カフェ」で、現在ヤギは引退してしまったとの事。「ヤギね!」の元ネタは「けものフレンズ 」 の「あなたはヤギね!」だと思われる。 死にたがりの迷惑ヒロイン いつもチキンレースを行い「生きていたら新しい消しゴムを買う」 これが「笑」が嫌われる理由のひとつ。死にたいのなら他人を巻き込むな!信号無視をするな! 「生きていたら新しい鉛筆を買う」。鉛筆にこだわりを持ち何が起きても死なない「笑」 「笑」が決して死ぬことが無いのは親父が他の世界を吸収し「笑」の運命を変えている 親父の苦労も知らず「笑」は危険な事ばかり行い世界崩壊が加速 父親の言い付け
どんな時でも「挨拶」と「牛乳」を忘れない「笑」 片付けの場面は出ないが最終回で探偵事務所の清掃を行ってる 珈琲を飲むと死ぬ もし「珈琲」を飲んでしまうと 「笑」は運命によって殺されてしまう 何故父親は家を留守にする前から知っていたのか、何故「牛乳」を飲まないと死ぬのかは謎 □ 気になった点 尻 この作品は何故か尻のアングルが多い。3DCGなので質感が無くイヤらしさは感じ無い。いくらヒーロー相手と言えど年齢の近い男性4人と同居し部屋着が下着姿に近いのには違和感。「キャシャーン」は新造人間なので全ての欲はありませんが。 笑の能力 「ベル・リン」のミサイル攻撃を「笑」の能力で「鉛筆」にし分散した。「鉛筆」にする能力かと思いきあマンホールを飛ばしトラックから少女を守るし、最後まで何の能力かは明かされず。もし願いを叶える能力なら父親も「カーン」も生き返せてしまう。 ベル・リンの弱点 放送時は「剥き出しの臓器」と呼ばれていた。作品内で触れられていないが「ベル・リン」も既に肉体は滅び、そこに遺伝子情報が保存してあるのかもしれない。 放送時も一挙でもコメントが皆無でしたが、「キャシャーン」の持つ釘の先に塗られているのは「カーン」の毒では?確実に殺す気だった様子。 尻餅をついたら膝を擦り剥く 自らの意思で歩こうと父親に反抗し吹っ飛ばれ尻餅をつく「笑」 何故か膝を擦り剥き、何時怪我した?となった。ここだけ雑な演出 シュタゲ 父親は「他の次元へ移動出来る装置を開発した」とさらっと凄いことを言っており、その事には終止触れられず。父親の職業は?収入は?父親が死んだ後の娘の学費は?母親は何処に?など謎は多い。 今年は「Steins;Gate 0」が放送されるのに「タイムマシン (2002年放映) 」と元ネタが被ってしまってますね。 最終回の持て余せ 最終回は時間が余ったのか エピローグ → 総集編 → 回想 → 続きは劇場で と手抜き感があり話自体はほとんど進んでない エヴァの「おめでとうパチパチ 」に近い 「ダミアン」行方不明、「ベル・リン」はコールドスリープなので 死んだのは敵味方合わせ「カーン」のみ ※ Zは元から死んでいるのでカウントせず □ アンケート 4話終了時点 アンケート 4話終了時点なので「ポリマーVSダミアン」と「テッカマンンVSベル・リン」編が終わった所なので不平等。ヒーロー名では無く人間時の漢字表記なので誰が誰だか分からず「健」は確か「ガッチャマン」だったなと投票。「キャシャーン」が好きなのに…人間名が分からず、アンケートのやり方が悪い。 単キャラではやはり「鷲尾 健」が一番人気。今作の主人公で優遇されてますから まだ「ダミアン」編しか放送してないに等しく圧倒的有利。まだ1度も戦ってない「ラジャ・カーン」が健闘。「Z(界堂 一道)」は過保護な駄目親父なので妥当。 8話終了時点 アンケート 最終回まで見た事がある人なら「火の鳥」か KOF紅丸の元ネタ 「ザ・キング・オブ・ファイターズ」に登場する「二階堂紅丸」の元ネタは「破裏拳ポリマー」
最終アンケート 放送当時は92~95%の高評価を行き来し「8.0王様」など言われており期待 「とても良かった97.0%」 16.6王様ゲーム こちらは放送中(11話)の評価だが、「94.5%」と6時間の一挙放送の方が高いのも珍しい。コメントは目で追っていたが批判的な意見は目にしませんでした。ニコ生では「王様ゲーム」の後に放送となり、王様ゲームは「とても良かった5.7%」と数々の悪い記録を作り、その差はおよそ16.6倍。
名シーン 3話にして隕石落下をヒーロー達が協力し渋谷を守るシーンは熱く「最終回」と呼ばれた。ただ本当の最終回とネタが被る。6話にて全員の技をコピーした「ダミアン」。変身能力を奪われた「健」が仲間から技の弱点を聞き生身で倒す。 8話終盤、力に目覚めた「笑」が捕らわれた「カーン」を引き連れピンチのヒーロー達を助けに来る。9話に続き醜い「カーン」がヒーローとして「笑」を守り死ぬ場面は、今作最大の見せ場となり何度も見返し泣きました。 24話欲しかった 最近流行りの根っからの悪人は居ない、元は全員ヒーロー的な話で若干くどかった。ボス「Z」を倒す大義名分、「笑」を死なせないで「Z」を止める方法はと試行錯誤している感じを受けた。結局「笑」を助ける方法も、何故無事なのかも明かされず。 最初の敵「ダミアン」のみチート級能力を2つ持ちでラスボス級の強さを持つ。「Z」と「笑」は「創造神」の力を持ち世界観が破綻。ケースが無くとも力を使える「笑」。能力は不明だが、もし願いを叶える能力なら「カーン」を生き返して。 二期に期待 タツノコ世代は「ガッチャマン」よろしくオッサン中心でお金を持っていると思いますので、秋葉でもGEOでもいいので円盤を購入するか劇場に出向き二期を作って貰いましょう。 Infini-T Force Blu-ray1 / Infini-T Force Blu-ray2 / Infini-T Force Blu-ray3 映画『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』公式サイト http://www.infini-tforce.com/ 2018年2月24日から放映 (記載:2018年2月19日) |