
当方がガンダムの世界に入ったのが、小説版「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン 」。元々は劇場版の第一稿だがスポンサーの圧力で修正を余儀なくされた名作。
当時ビデオデッキが高級品でソフトも1万円を超え劇場版を見る事ができず、小説を10回以上読みました。続編の「閃光のハサウェイ

地元にTSUTAYAがオープンし劇場版「逆襲のシャア

「ベルトーチカ・チルドレン


改悪
- ヒロインがZガンダムの「ベルトーチカ」から映画オリキャラ「チェーン」に変更
- 原作の後書きにある「ヒーローは誰の物でも無い結婚しては駄目(売れない)」とスポンサーの圧力に屈しアムロが結婚せず子供が出来ない。次期主人公枠が消滅し後に低迷する
- ハサウェイの性格が悪くなり「味方(チェーン)」を撃ち殺し軍法会議(死刑)もの
- 改変により「閃光のハサウェイ
」に続かなくなりパラレルワールド扱いとなる
小学時代に友人に勧められ購入したので初版を逃し再版(昭和63年3月5日)
2週間で重版されているので当時の人気が凄かったことが分かる

「閃光のハサウェイ




小説版の登場キャラ
映画版は原作とキャラの容姿名前が若干違いますが、立ち位置は同じです
漫画版は原作基準ですが名前は小説版、容姿が映画版と少し残念

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン 1巻 |
![]() 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン (1) 漫画:さびしうろあき × 柳瀬敬之 原作:富野由悠季 / MSデザイン:出渕裕 出版:ガンダムエース / KADOKAWA 2014年11月22日 / 626円(税込) □ 原作基準 現在「ガンダムエース」で連載してる昭和63年に発売された「逆襲のシャア」の原作小説の漫画化。アニメ版はスポンサーの圧力で話が変更され「閃光のハサウェイ」に繋がらない。近年アニメ化希望アンケートが行われ1位クロボン、2位閃ハサなので、原作版「逆襲のシャア」をアニメ化する必要がある。ただし富野監督から「閃光のハサウェイ」のアニメ化は禁止されているので著作権が切れてからになりそう。禁止されているのはアニメ化のみでゲームとプラモは大丈夫だったので漫画も可能か? メスタ・メスア 名前は原作基準の「メスタ・メスア」だが、顔は劇場版「ナナイ・ミゲル」 ![]() 原作通り 妻「ベルトーチカ」とのベットシーンから始まるのは原作通り 台詞を原作と見比べましたが同じでした ![]() 髭面ブライト 原作基準の髭面「ブライト」艦長。 アニメでは「ガンダムUC」でも顔変わりませんからね 「閃光のハサウェイ ![]() ![]() アムロの妻 ベルトーチカ 劇場版ではオリキャラ「チェーン」に変更され未婚でしたが、原作通りZの「ベルトーチカ」が妻 このシーンが一番可愛い。ファンの間で「ベルトーチカ」は富野監督の好みのタイプと言われる ![]() □ シャアからの贈り物 サイコ・ドーガ 原作にしか登場しないMS「サイコ・ドーガ」。「部品(サイコミュ)」取り用マシーン。そう言えばキット化されていない珍しい機体。劇場版は「ギュネイ・ガス」だったが、原作版「グラーブ・ガス」。顔は劇場版。設定では「カミーユ」並みに強いとか。 名言「ギュネイをやったの!?」が無くなるのは悲しい ![]() ナイチンゲール 劇場版のシャア専用機は「サザビー」ですが、原作版「ナイチンゲール」の方が異質で好み ただ「RE/100 MSN-04II ナイチンゲール ![]() ![]() 無敵アムロ 通称「鬼畜アフロ」は、サイコミュ搭載の最新機「サイコ・ドーガ」を時代遅れのZガンダム廉価版「リ・ガズィ」で倒してしまう。設定を見ると「α・アジール」のプロトタイプで29.2mもある。パイロットの「グラーブ」も” 強化人間 最高傑作 ”と言われる。輸送機で「アッシマー」を迎撃する化け物ですからね。「RX-78」でも「サザビー」と対等に戦えそうです。 ![]() こじつけでサイコ・ドーガ放棄 シャアの建前「隕石を落とし地球を浄化」。本音「アムロと戦いたい!アムロに勝ちたい!」 ただ性能の劣る機体に勝っても嬉しくなく対等な条件で勝ちたいと変なプライドがある ![]() 条件を対等にするためアムロにサイコミュをプレゼント 「グラーブ」に意図的に放棄した事を勘付かれるが、お前の命の方が大事だったと上手い言い訳 劇場版では「ヤクト・ドーガ 」に搭乗しアナハイム経由で技術を渡す ![]() 再現度の高い漫画 1巻を読み終わった感想は、劇場版の絵柄、30年近く昔の絵柄に上手く似せ違和感が無い MSも書き込まれベルチカを再現してくれ嬉しい (記載:2018年2月8日) |