RSS
掲示板
ご意見・ご感想
誤字脱字・誤情報
管理
アクセス解析
人気ページランキング
ブログパーツ

■ ロボットアニメーション
当方が物心付いた時に初めて貰った玩具は「イデオン」の超合金。子供の頃は「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「機動戦士ガンダム」が毎年再放送され、富野由悠季監督のリアルロボット世代です。記憶は薄いですが、「勇者ライディーン 」や「マジンガーZ」の再放送も見ており当時一番好きだったのは「巨神ゴーグ」です。
よって恋愛物や萌系には興味は無く「リアルロボット」をこよなく愛しているつもりでしたが、「スーパーロボット大戦 」シリーズをプレイしようとしたところ、大半が分からず断念。そこで「スーパーロボット大戦 」がプレイ出来るようにロボットアニメを制覇する企画です。

※ ネタバレあり
機甲界ガリアン
EMOTION the Best 機甲界ガリアン DVD-BOX
EMOTION the Best 機甲界ガリアン DVD-BOX
ストーリー クオリティ
感動 笑い
熱血 エロ
結末 お奨め

レビューテレビシリーズ 1984年10月~1985年3月 -
原作 高橋良輔/監督 高橋良輔/全25話
(視聴回数/1回)
□ 支持者の多いロボットアニメ
巨大兵器発掘物
イデオン」「巨神ゴーグ」「オーガス02 」「ターンエーガンダム 」など超古代文明の遺跡から巨大兵器を発掘する作品が好きで、質問サイトでお奨めの「発掘物」を聞いたところ、皆声を揃えて「機甲界ガリアン」を奨めて来ました。

早速「機甲界ガリアン」で検索すると、出て来た「赤いゴーグ」には見覚えがあります。当時、秋葉原でLD-BOXで何度も目にするも「超時空シリーズ」を終わらせた3作目「超時空騎団サザンクロス 」と勘違いし避けていた作品でした。ネットのコメントによると「ガリアン」と「ゴーグ」が似ているのは共に「大魔神」を元にしているからとの事。

王道ストーリー
王子が誕生した夜、超古代文明の「機甲兵」を発掘した敵国「マーダル軍」が「ボーダー王国」を一夜にして滅ぼしました。国王を殺され美人の王妃は誘拐され、成長した王子が伝説の赤い鉄巨人「ガリアン」で敵(カタキ)を討ち王国再建を目指すという王道ストーリー。敵国の王「マーダル」は「運命」というキーワードを頻繁に使い、特殊な装置の中で「運命」を占っている世界観や「ガリアン」が飛行形態へ可変することなど、12年後に放送された「天空のエスカフローネ 」は影響を受けた可能性有り。

悪人はおらず全員大義(正義)の為に戦っています。終盤になると「マーダル」が主人公となり「ハイ・シャルタット」が哀れに見えてきます。

ガンダムの影響を感じる
SEがガンダムと同じなのが萎えますが、主人公機の登場が2話のラストと遅いのには好感が持てます。内容は大人向けですね。戦闘を楽しむと言うより、戦略や内政面が強く描かれています。それでも子供番組なので主要人物は余り死にません。印象的なのは「アズベス」と「ローダン」ぐらいです。「スラーゼン」伯爵と「ランベル」が生き残ったのには驚きです。

声優の技術が低い
どうも主人公の名前が「ジョジョ」だと「ジョジョの奇妙な冒険 」が頭を過ぎり、名前が呼ばれる度に我に返ってしまいます。第1話の「フェリア」王妃の声が片言の外国人のようで違和感を感じ、「ジョジョ」の声も耳障りだったのが残念。調べたら子供役なのに男性声優を起用しているんですね。他作品で知っているのはVガンダムの「ウッソ」だけです。

チュチュを好きになれなかった
チュチュ」が物語りを複雑にさせているトラブルメーカー。毎回「待っていろ」と注意を促しても隠れて付いて来てしまい作戦を失敗させています。Vガンダムの「シャクティ」並みに苦手です。最大の貢献は「ガリアン」の発見ですが、鍛冶屋から教えて貰ったというのは「ヒルムカ」の陰謀を感じます。「ジョジョ」に「ガリアン」の操縦法を睡眠学習させられる高度な精神操作を行えますので、鍛冶屋は実は存在してない、もしくは「チュチュ」に催眠術を掛け「ジョジョ」に発見させる程度なら容易い。

ヒルムカが好み
ヒルムカ」が可愛いですね。特に独特の男訛に引き込まれます。「査問会」で着用した80年代のSFを意識した服装がピチピチでセクシーでした。宇宙船や地上では私服で「査問会」で宇宙服と逆な気がします。「白い谷」では「ヒルムカ」が軍師で仕切っており補給を絶つ作戦などリアルです。
ヒルムカ」に専用「機甲兵」を期待し無双するのを待っていましたが願いは叶わず。「高度文明連合」の中尉なら相当の能力があっただろうに。熱い展開を何故作らない。量産型の「巡航遊撃人馬兵 プロマキス・ヴィー」には1度乗り込むも自爆させてしまう。

恋人の「ウーズベン」も「高度文明連合」を裏切り専用の「機甲兵」で助けに来る熱い展開を期待していたが、ウジウジしているだけで中途半端に終わり爽快感が無かった。「ウーズベン」は最後までフードを取らなかったが、実はイケメンだと想像される。

赤子の「ジョジョ」を助けた宇宙船には誰が乗っていたのだろうか?「ヒルムカ」の設定を見ると18歳なので、当時6歳なので無理ですね。他人だとするとその人物も介入しているので違反になるのでは?

□ ありえない作戦が多い
無意味に一騎打ち
ローダン軍」が 「白い谷」に攻め入るが苦戦。「マーダル軍」最強の戦士「ランベル」は一騎打ちを提案し承諾される。「白い谷」の兵器は「ガリアン」1機と少数の歩兵隊、「ローダン軍」は艦隊を引き連れ「機甲兵」数十機と大量の歩兵隊。一騎打ちもなにも相手には1機しか無い圧倒的有利の中で、何故か不利になる一騎打ちを選んだ馬鹿な采配。長距離型の「重射兵 モノコット」で射撃してるだけで落ちるのに。
※ 100 対 1 と相手と好きに戦える状態で「窮鼠猫を噛む」を恐れ 1 対 1 を申し込んだ無茶苦茶な作戦

仲間に機甲兵が無く退屈な戦闘が続く
味方に「機甲兵」が無いので「ガリアン」だけの戦闘シーンばかりで飽きてくると、やっと仲間の登場しました。「白い谷」が崩落の危機にヒーロー物のような飛行機で助けに来ました。主役機のように頭部が飛行形態となり本体と合体すると「機甲猟兵 スカーツ」になり格好良い。誰が来たのかと期待すると、出て来たのは太ったおっさん「スラーゼン」伯爵。

ウーズベン」もそうでしたが、 最強の戦士「ランベル」が仲間になってから突然登場しなくなます。このシリーズは仲間の影が薄く子供が熱くなるポイントを分かっていない。「ガリアン重装改」になり「ビルバイン 」を彷彿させる格好いい飛行形態となる。このテコ入れはスポンサーの圧力か?

突然始まった最終決戦
全25話中、16話から唐突に「マーダル軍」の本隊が「白い谷」に攻め入る最終決戦が始まり驚きました。

圧倒的不利な状況の中、軍師「ヒルムカ」の機転で「空城の計」で一発逆転し大将「マーダル」を包囲したのに関わらず、何故か「ヒルムカ」は降伏を求めて砲撃せず取り逃がす不自然な作戦。戦力が100倍は劣っており悪の根源なのだから、命を助けず瞬殺すべきなのに…。メタ的には、ここで「マーダル」を殺したら話が終わってしまうので逃がす必要はあったにせよ、今まで天才軍師だった「ヒルムカ」を無能に見せてしまう脚本が酷い。

自殺にしか見えないアズベスの死
老婆の占い師が「巨星(老星)がひとつ落ち若い星が大きくなる」と伝えてからは、「アズベス」か「ランベル」が死ぬと予想。「ランベル」は「マーダル」を裏切り、最強の戦士という立ち位置からストーリー的に邪魔になるので、「ハイ・シャルタット」に消されると予想。何故か「アズベス」が自分が死ねば王子が強くなると信じ込み死に急ぐ。占いが当たったのでは無く、実行するため自殺した感じとなり違和感があります。

そして王子は「アズベス」が死んでも大きくならず、「母さん、母さん」と更に小物に。

お母さんネタは逆効果
まだ12歳の子供なので母親の愛情を求める姿を描きたいのは分かりますが、「母さん、母さん」で仲間の忠告を無視し仲間を見殺しにするパターンが3回もあると、身勝手な王子にしか見えません。
母を知らないのに石像を見て何故母と分かったのか、絆の深さを描きたかったのか。報道番組で、「生まれて直ぐに母が出て行き、会いたいとも思わない、愛情も湧かない」という人が出演していましたが、母の愛を知らずとも求める物なのでしょうか?

最後まで役に立たなかった親衛隊(ライバル)
親衛隊長の「ハイ・シャルタット」は「マーダル」の狂信者でサンライズ作品では珍しく裏切りもせず忠誠の人。主人公との決着も付けず生死も不明。最後「マーダル」を追って行ったのは、忠義より同性愛に感じてしまう。
ガリアン」を一度捕獲し自分の物とするが一度も乗り込まず取り返されます。当方の見解は「ガリアン」を上手く操縦できず、「ジョジョ」の操縦技術が「ハイ・シャルタット」より上だと見せる演出かと思っていましたが何もありません。クロノクルが「Vガンダム」を奪ったシーンを彷彿させられます。
ランベル」を意識していたので、敵となった「ランベル」を倒すのは「ハイ・シャルタット」だと予想していたのですが、結局剣を交えませんでしたね。「ハイ・シャルタット」は主人公の咬ませで実力は分からずじまいでした。

親衛隊はただの取り巻きで、「機甲兵」で敵と戦っている姿は印象に無い。味方を相手にする事が多く唯一の活躍は「ハイ・シャルタット」救出ぐらいか?謀反に巻き込まれ2名死んだのには苦笑。「ハイ・シャルタット」はZガンダムの「ジェリド」という印象。

視聴者置いてけぼりの最終回
終盤はロボット物なのに兵器は関係無くなって来ます。伏線の回収は上手く「ヒルムカ」が主人公達を誘い出し調査した「無重力の谷」と「発掘場」が上手く絡んできます。写真を撮っていたのに「査問会」で見せるのが遅すぎましたね。最初に呼び戻されたとき見せる物だと思っていましたが、中々提出しないので、撮るのを失敗した物だと思いました。

唐突に異星での戦いへ舞台は変わり、マーダルの「(ランプレートよ)私は帰ってきた」は0083に影響を与えたか?

ヒルムカ「塔を壊すんじゃ無いよ。中はメカの固まりよ傷ひとつ付けられないんだ」
ジョジョ「分かった」 → 剣で刺す

には笑いました。

傷付けているじゃん…精密機械だから爆発は駄目だが剣で大穴を開けるのはOKという謎理論か?

サンライズは最終回に主人公機を何故か乗り捨て簡単に爆発させるのが好きですね。今まで何ともなかった物が最終回では紙装甲になります。異星人を皆殺しにし爆発エンド(打ち切りエンド)。
ネットでは「ミニイデオン」と呼ばれていました。

機甲界ガリアン OVA
ストーリー クオリティ
感動 笑い
熱血 エロ
結末 お奨め

レビューOVA 1986年
原作 高橋良輔/監督 高橋良輔/全3話
(視聴回数/1回)
□ スタッフの同人作品
Part-Ⅰ 大地の章 Part-Ⅱ 天空の章 は総集編
ガリアンにはOVAが「Part-Ⅰ 大地の章」「Part-Ⅱ天空の章」「Part-Ⅲ 鉄の紋章」の3本制作され現在は「EMOTION the Best 機甲界ガリアン DVD-BOX 」に同封されています。
Part-Ⅰ 大地の章」はダイジェストの総集編で第13話まで上手くまとまっています。最後は母に合いに飛び出して終わりますが、「Part-Ⅱ天空の章」では何も無かったかのように戻って来ており酷いです。最終決戦のダイジェストとなっています。

設定が全く違う
期待しているのは「Part-Ⅲ 鉄の紋章」。新作アニメとの事。TVシリーズのエンディングで大人になった「ジョジョ」と「チュチュ」が王妃になった様な回想シーンがあったので、OVAでは「ジョジョ」が惑星を統一しボーダー王国の再建と「マーダル」と「ハイ・シャルタット」の行方が描かれる物だと期待していました……。

国王は「マーダル」で姿は師匠「アズベス」。兄はライバルの「ハイ・シャルタット」、弟は主人公の「ジョジョ」だが何故か声優が違う、妹に幼馴染み「チュチュ」の三兄弟と改悪。全員血は繋がっていません。

マーダル」は世界を統一を成したので、悪しき力「機甲兵」を再び地中に封印しようとするが、「ハイ・シャルタット」は「機甲兵」に取り憑かれ父「マーダル」を暗殺してしまう。TVシリーズで忠義を貫いた「ハイ・シャルタット」のこんな姿は見たくなかった。

スタッフの自己満足作品
ジョジョ」は「ガリアン」に取り憑かれ、無言で淡々と「機甲兵」を倒していく作業を見せられ退屈になる。取り憑かれた「ハイ・シャルタット」を助けるのかと思いましたが、あっさり殺してしまい惑星が爆発し、何故か裸の「ジョジョ」と「チュチュ」だけが生き残る「アダムとイブ」エンド。

ストーリーは無く真っ先に「聖戦士ダンバイン 」のOVAを思い出しました。ネットで調べるとスタッフの自己満足作品。戦闘シーンの作画を楽しむ作品との事。